BLOG
鉄骨住宅のリフォームの全工程です
20日と21日の予定しております見学会に、ご予約沢山いただきまして有難うございます!
まだ少しお時間有りますので、ご希望の方は是非ご予約ください。
今日は全工程のご紹介をいたします。
最初はこんな感じの和風のおうちですが、床がもう既にふわふわ。
天井内部には漏水の後もあります。
和風の平屋です。元旅館として使っておられて、その後住居になり、今回若いご家族のおうちに生まれ変わります。
今回は構造図も有ったので、大体の構造骨格はわかりました。その他の水平、垂直ブレース等は、
解体してみてから確認。また鉄骨の片持ち部分の基礎形状が図面になく、その点も要確認です。
手作業でなんとか解体終了。現場の実際と図面との整合性を1箇所ずつ確認していきます。
水平ブレースや、鉄骨骨組み。基礎、地面の状況など見て、寸法再確認。窓の位置を再設定します。
鉄骨では良くあるのですが、結構躯体に傾斜があり、垂直が取れていない場合床壁を補正していきます。
防腐防蟻塗装した大引きを並べていきます。元々はコンクリートを基礎間に打つ予定でしたが、
梅雨時にも、地盤がドライで乾いていた為急遽束立てに変更しました。床下の高さも十分取れていて、
メンテ通路としても十分な広さが取れています。基礎内の人通口位置を確認して、床点検口を、
目立たないところに設定します。
床断熱材です。ミラフォーム65mm。サッシも玄関ドアも断熱性にこだわって選んでいるので、
断熱材も大事です。チョコチョコと引っかかってる金物は、構造用合板に完全に密着させる為の、受け材です。
ここに隙間や隙間を作らないようにします。断熱性能高い家は、気密もしっかりと確保必要です。
(ちなみに、新築の場合よしだ設計では、C値0.4~0.6が出てます。UA値は、0.34~0.55です)
そして床合板を先行して施工完了。この段階で再度図面との、寸法の誤差を確認して、
無理のない設計か見直していきます。床に墨をうち位置設定をお施主様にご説明していきます。
天井にはプラスターボードで通気層を作って断熱材のうえは空気が流れるようにします。
断熱前に、天井の吊木や、間仕切り、外壁の胴縁を作っておいていよいよ吹き付け断熱。
もこもこの断熱材は、アクアフォームです。断熱効果も高いし、
静かになります。サッシは、YKKのAPW330を使っています。
鉄骨の柱も抜かりなく。鉄は熱の伝わり方が非常に早いので、
外気部分から遠くても断熱します。スタイロフォームです。
そして完成です。
鉄骨に限りませんが、住宅のリフォームで大事なのは、
構造の信頼性。
基礎の安定性。
気密、断熱性。
他必要としたら、ベテランの建築士(吉田とか!)、施工精度の高い工事担当。
間違いないと思われます!
是非吉田に会いにお越しくださいませ。