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2009/11/10 [設計のポイント]

ひきだし

住宅設計では、大体の場合周辺の条件や風景などに引っ張られて、自ずと方向が出てくるもんですが、今設計中の案件は、2件とも非常に条件が良いために(敷地広い~)、色んな絵が描けます。もう、ええ。あんなこともこんな事も出来るし、造形もこんな風に流してみて、架け替えてとか。プランが一杯できるのは、良い事なのかもしれないですが、自由度が高いだけに、詰められないと言う事に陥ってしまってます。

ちょっと考えてみるんだけど、いや待てよ。こういう事も有るんじゃないか。や~違うなこれは。みたいに成って、収拾が付かないです。引き出しに色んな過去やってみたいけど出来なかったことが封印されてるんですが、それが出来そう!に成ってきてる訳です。

ここでふと我に返る。コストが!吉田の設計指針としては、シンプルなプラン且つ明快なテーマ。でした。そうでした。あれこれ散漫に成ってはいけないのだった。しかし、この際色々考えたいし・・・。そのうち方向が出てくるだろう。と思ってますが、やっぱりちょっと時間掛かってまして、プランお待ちの2組のお客様。少々お待ちください。

(良い様に言ってますが、要は言い訳です。すみません)

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