CONCEPT
設計の理念
よしだ設計が大切に考えること
住宅の設計者は、お客様の傍に立って、道案内をする役割です。
その為に、より解り易く丁寧にご説明していく事を心がけています。
写真・プレゼンシート・スケッチ・CG・模型などを使用していきます。
- 建物は、家族を守るもの
風土を知り、安全であること。
構造に無理がない形であることが基本です。
夏涼しく冬温かいがランニングコストがかからない。
常に維持管理のしやすいシンプルな建物でありたいと考えます。 - 敷地を読む
お施主様が選ばれた土地に何が最もふさわしいのか。
その土地に立って、太陽、風、隣地を読み解きます。
日光、風のバランスが良く、周囲の景観を尊重したうえで、優しく新しい存在を作っていきたいと考えています。 - 毎日使いやすい
ご家族が、何年もの時を重ねていく建物です。
日々をすごす、その時々に生活に寄り添っていける建物でありたいと考えています。
家事がスムーズで、無駄がない。
しまうところが用意されていて小さな子にも使いやすい。
ご家族オリジナルの使い勝手の良い家です。
設計図とは
設計事務所にとって設計図は非常に重要なものです。
以下のことを大事にしています。
- 意匠・空間・機材等の設計意図を伝達するための手段である
設計事務所にとっては、図面そのものが商品の一つであり、平明・的確で表現方法に過不足無く必要で十分な内容であること
- 各種申請用図面である
法的に正しく、チェックするに当たり、解り易く的確である
- 見積もりに用いる図面である
図面・寸法仕様などの記入方法が統一されており、正確に見積もれる事
- 施工の指針である
機能・意匠方針・技術仕様の全てにわたる設計意図が理解できるものとする
設計の流れ
ここでは設計の流れをご説明いたします。
どんな建物にしていくか考えるのが、基本設計。
その考えをまとめたものが実施設計
その通りに進められているか確認していくのが、設計監理。となります。
以下フローにまとめます。
ご相談
プランニング
基本設計
実施設計
設計管理
定期点検同行
1ご相談(無料)
お電話又は、問い合わせメールで弊社までご連絡ください。
ご相談のご予約を承ります。
初回は事務所でのお打ち合わせになります。
出来るだけ、資料をお持ちください。
ご家族の夢や、困っている事、ご趣味などじっくり伺いますのでなんでもご相談ください。
リフォームなどで必要があれば、現地調査も承ります。
現地調査内容を設計図化する必要が有る場合、実費の設計費が必要になる場合がございます。
業務量によりますので詳しくはお問い合わせ下さい。
2第1回プランニング(無料)
お施主様に伺ったご相談内容をもとに、敷地を確認し、役所調査をいたします。
その上で、第1回ラフプランの作成と、プレゼン資料をご用意します。
その後、プランを持ち帰っていただいて、ご依頼いただけるようでしたら、ご連絡ください。
申し訳ありませんが、この段階のプランニングのみを他社で使用することは、法的にできないことになっています。
プランは全て設計者に帰属いたします。
3基本設計
基本設計では、スケッチやイメージ写真などを使って、じっくりとプランを検討していきます。
後期には模型やCGを作成し、構造検討・デザイン検討同時に行います。
仕様・設備の検討を行います。
建物設備について、また工法等ご予算に応じてご提案させていただきます。
概算見積もりの作成。
コストは実施設計後に確定を出しますが、プラン段階での概算の確認をしながら、広さや仕様を選定していきます。
4実施設計
図面をまとめていきます。
基本設計で打ち合わせた内容を盛り込み、修正しながら、現場にも、お客様にも、行政にも明快で必要充分な図面作りをいたします。
確認申請等の各種申請業務を行います。
見積もり調整。
概算では、過去データから算出した場合の予測値をご提示しますが、そこからのご要望の増減等あわせまして、最終確定いたします。
コストの内容を明快にする事が、信頼関係の維持に繋がります。
5設計監理
地盤調査・各種検査の実施。
必要に応じた改良を行います。
工事については、住宅性能保障・瑕疵担保保障制度・役所検査等による、検査も随時行われます。
着工~完工まで、工事チェック。
図面・打ち合わせ内容に即した工事であるかの確認。
工事の方から、より良い提案・新素材情報などは、随時ご報告し、情報を共有しながら進めてまいります。
お施主様立会いの上、現地確認を月2~4回行います。
工程表で最初にお立会いの日を決めていきますので、是非ご一緒に現場の進捗を見てまいりましょう。
現場が完工しましたら全ての検査をうけます。
その後お引渡しとなり、現場進捗写真と設計記録と最終竣工図面をお渡しします。
6定期点検同行
お引渡しから、3ヶ月・6ヶ月・1年・2年の点検を行います。
お引渡しの際に、おはがきを渡しますので、ご希望日をご指定下さい。
工事業者とともに点検に伺います。
気になる点や、お住まい方など含めご感想を教えて下さい。
いつも点検を楽しみにしています。
設計費
設計監理費は、一般的な新築木造住宅の場合、150万~200万程度かかります。
しかし、一般的に設計業務込の住宅メーカー、工務店にお願いした場合より、総額の建築費が大きく下がります。
設計事務所が工務店に見積り依頼すると、営業も宣伝もショールームも設計も必要なく、単に建築の業務を遂行するシンプルな仕事になるからです。
そして、お施主様にとって必要なものが厳選された図面を提示し、それに掛かるコストが施工会社から提示されますが、その金額が過去データと照らし合わせ、妥当であるかどうか、ひとつずつチェックして、見積もりの間違いや疑問点を施工会社に返却。
修正してもらったうえで、お施主様にご提示します。
施工会社は、その図面を書き仕様を決定した設計事務所からの厳しいチェックを受ける為、丁寧で不当なところの一切ない見積もりを提出してくださいます。
弊社では、各施工会社の見積もりデータをストックさせて頂いており、コストの算出が変更になった場合、又は材料の入手ルートに問題がある場合、その項目については全て確認いたします。
全て施工会社の協力と、話し合いを経てお施主様に最適な価格をお出しいたします。
この様に、設計事務所から見積もり依頼した場合、施工会社側は、高い見積もりは全て排除されるという共通認識があるため、厳しく無駄なく適正な見積もりが届くというシステムが出来上がっています。
この部分で、建築費に対するコストメリットはかなり出ております。
設計事務所に依頼した場合、この部分に大きな利点を感じていただけるのでは無いでしょうか。
新築木造住宅の場合
(建築費2000万円程度~)
基本設計・実施設計業務時間数
・・・・標準約120時間~150時間
37,000円×坪面積
設計監理業務時間数
・・・・標準約50時間~60時間
13,000円×坪面積
※別途、消費税が必要です。
一般的な木造住宅には床面積によって金額を算出しています。
住宅リフォームの場合
(工事費1000万円程度~)
設計費は、10%~12%程度です。
リフォーム工事は、工事の難易度によりますので、
ご相談時にご確認下さい。
店舗の場合
(工事費500万程度~)
設計費は、10%~15%程度です。
設計施工、サイン工事、照明、インテリア、家具など、
一括工事を行う場合もございますので、お問い合わせ下さい。
ネットワーク
■ 建築士
案件によってかなりの図面数。又はアイデア、業務が発生する場合、建築士同士のネットワーク体制をとっております。
これによって、お客様の時間的制約などに対応出来る状況をととのえております。
また、多方面の意見や技術を取り入れることが出来ます。
ネットワーク員は、全て尊敬すべき建築士、建築家の方々であり、一緒に建築を学ぶ仲間でもあります。
実績と技術力に申し分の無いチームです。
住宅には、建築だけでなく、インテリア・照明・設備機器・外構のデザインも重要な要素です。
基本的提案は、全て当事務所が行いますが、今までお仕事させていただいた中から、専門分野に特化した最強デザイナー陣をそろえてより良い提案を行います。
■ 技術者
工事業者・各種職方について。今まで住宅の設計、リフォームのお仕事をするにあたって、業務を依頼した工務店さんは数多くあります。
設計事務所は、3者見積もりを行って業者選定と言うのが一般的でした。
私共もその様に行い、建築費の透明性をしっかりと確認してまいりましたが、建築はコストばかりではない。
配置する技術者チーム力の評価、施主、近隣対応、工事業者持つ特性は、様々であり、各々の強みを読み取って、ご家族の住宅が目指す方向性に、添える業者を弊社で責任もって選定していく方向が、より良いと考えています。
当事務所の信頼できる、技術力の高い工事業者を今後も探し続けるために、見学会などの参加、各方面と交流し、お客様の資産をより確実にしていきたいと考えています。
第一にご家族を守る業者である事。技術に誇りを持つ業者である事。
建築が好きな事。その様な技術者集団で常に仕事に当たってまいります。
Q & A
新築住宅を考えていますが、
土地の選定に迷っています。相談できますか?
ご相談ください。ご一緒に考えます。
よくあるご相談としては、日当たり、地形ともに良くないけれど、どうしてもこの学区で、ほぼ土地が出ることが無くて、購入したい。
とのお話。難しい土地こそ、設計事務所の作る空間で生かされてくる場合があります。
諦めないでください。
住みよい家をご提案します。
家に対する要望が沢山在るのですが?
沢山お話いただくことで、アイデアが出ます。
ご要望が多岐にわたり、支離滅裂としているとお感じになったとしても、大丈夫です。実はそのお話が、全てデザインのヒントに成って来ます。
設計者が特に欲しい情報は、ご家族の日常です。
具体的なご要望とともに、日常生活を教えて下さい。
逆に、当初要望が出てこなくても大丈夫です。
こちらのご提案プランが出れば、必ず家に対する思いが沸きあがってきます。
設計事務所の考えた家は
建築費が高くつくのでは?
押し付けの提案で無く、
目からうろこの提案をいたします。
当事務所の特色としては、建物に無理をさせないことを挙げております。
コストに無理をさせ、雨仕舞い・構造に無理をさせてまで、デザインを優先させる事務所もありますが、それは絶対にしません。
その土地に隠れている魅力を最大限引き出す提案を行い、コストも必ず初期段階で安全側の概算をお出しします。
工事が適正に行われるか心配です。
検査と設計監理で全てご報告いたします。
厳しいチェック体制によって施工を監理いたします。
役所と第3者機関の各種検査を実施し、チェックリスト・報告書・写真を随時提出いたします。
また、工事を進めるにあたって、施工側からより良いコスト提案、より良いデティールの提案があれば、設計事務所として理にかなうか判断の上、どんどん上げさせていただきます。
風通しの良い信頼関係の高いチームにするのも設計事務所の仕事です。
リフォームしたいのですが、
不安感があって踏み切れません。
当事務所では、まずは構造重視。
その後必要部位のみ行います。
滋賀県で見られる民家は、現在の壁を固める在来工法と違い、伝統工法ですから考え方が違います。
案件に即した柔軟な構造改修の考え方が必要です。
また、築年数が30年40年となりますと、構造を考えていない危険な改修を経ている場合を多く見かけます。
同じく、改修当時良かれと思ってやった事が、余計に危険を招いたり、意味を成していなかったり、と言う事例も見かけます。
スロープや手摺の取り付け等です。
リフォームこそ、設計事務所が必要なのだと思います。
設計費用がかからない工務店、
メーカーとの違いは?
設計費用は必ずどこでもかかります。
大きくは、その時間数をどれだけ割いているかだと思います。
メーカーの場合、構造・工法・仕様も限られた中で、選ぶ形ですので、設計者の持ち時間は少なくて、数多くの設計をこなせます。
工務店、建設会社の場合、自由度は上がってきますが、内部の設計者の場合、お客様の利益を守ることと、会社の利益を守ることの板ばさみに合います。
やはり、外部設計事務所のような厳しい目で工事を指導するには、限界があるように思います。
設計事務所は、設計だけが仕事なのでは?
家作りのトータルをご提案できる
体制を整えています。
土地の選定から、設計・積算調整・業者確定の他、インテリア、照明器具、カーテン、外構デザインまで、当事務所でご提案します。
また、特にその道に精通した信頼出来るデザイナー陣のバックアップ体制。
技術者・建築士等のネットワークにより、各方面でお答えできるスキル集団を布陣しています。