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【築70年古民家リノベーション完成見学会】 大津市7/22(土)
おはようございます。古民家の全面リノベーション工事の見学会開催します。
現在のご予約は、3組様です。完全入れ替え制ですので、ご希望の方は、吉田までご連絡ください。
田舎建ての伝統在来で、70年以上の非常に立派な古民家です。
こんな立派なおうちが滋賀にはたくさんありますね。
リフォームのご要望で一番多いのは、寒さ対策だったりします。
そこを重点的にしながら、家事をしやすく、体に優しい素材で、明るく住みやすいおうちにしたいな。
と思っております。
なーんも無くなっちゃっています。
1階のかつて通り土間があった部分になります。お分かりになるように、構造的な支えが、
柱に頼っている状況です。これを、耐力壁で支えていくために、新たな耐力壁下に基礎を作ってます。
長ーい建物は、X方向は耐力壁が足りているのですが、Y方向が少ないので、
特に重要なブロック下に耐力壁を作っていく形です。
基礎を作りながら、大引きのレベルを出しつつ束建て中です。
真ん中のテーブルに集まって、監督や業者さんやお施主さんと打合せしていくんです。
なんか。リュックがボンっておいてありますが。あれは吉田のです。めっちゃ詰まっててパンパン。
基礎と束が出来て、大引きや土台を入れたら、剛床にしていきます。
床の断熱材も新たに入れ直し。黒のテープは気密を高めています。
これが入ると、床からの冷気は無くなります。仕上げの床材は信州産の松を貼ります。
古民家ですから、土壁なんですね。そしてこの上にボードを貼っていた状況です。
土壁がだいぶ下がったりして隙間が結構空いてます。冬は寒かったと思います。土壁の優秀な部分はあるんですけどね。
寒い、熱いお部屋は日常的に活用されなくなりますから、空間としてしっかり断熱遮熱しないともったいないです。
結構壁や床の水平垂直くるってますので、それを地道に直していく下地の作業です。
古いおうちは大体外側に壁が開いてて、床は外側に下がってます。
これは普通の事なので、特に問題は無いんですが、この際レベルを直していきます。
そこにぎゅうぎゅう~っと断熱材をいれました。
土壁が入っているので、入る厚みの断熱材を場所ごとに変えてます。しっかりシートの耳をだして、
足元のシートも床と合板の間に挟むようにするのがポイント。隙間がなくなります。
さらにこんなキンキラの断熱シートをさらに貼ってます。よくキャンプなどで下に敷くやつですね。これの現場用があります。
薄いけど非常に優秀なので、特に冷えが来る外壁の方に貼りまわしています。
これで寒さ対策、暑さ対策することで、省エネになるという感じです。
1階もこんな感じです。天井にすごい梁がでてますが、大工さんがめちゃ苦労しておられました。
これ、吉田的にはどーんと見せようと思ってたんですが、梁の上部があまりよろしくないのと、
掃除が大変そう。しかも寒くなりそう。ということで、半見せになっております。
でもなかなかの存在感でございます。
梁の周りもしっかり気密テープで押さえて行ってます。
写真が下手ですみません。吉田が撮影のため、非常に斜めっていますが。
実際の建物の壁の狂いは全て補正し、水平垂直がでております。
まだまだ現場は過渡期ではありますが、
このおうちがどんな感じになるのか、興味のある方は吉田までご連絡くださいませ。
見学会のご案内、時間割、場所などお知らせいたします!
(※おかげさまで大好評のうち終了いたしました)