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2009/10/15 [デッキを囲む家]
柱状改良
地盤改良の方法として、今回は柱状改良しています。軟弱地盤を抜けて、強度のある支持地盤まで杭を打設。ココで大事なのは、建物の配置です。べた基礎の荷重がかかる部分は、基礎の立ち上がりですから、その下部をしっかりと支える配置にします。径は60cm、40から50本打ちます。基礎の頭はレベルを見て、値入の深い部分は低めにします。現場で数箇所テストピースをとり、1週間後破壊検査をしますので、保証書はその後に成る予定です。
全部セメント。
滋賀は、琵琶湖が真ん中にあって、その周囲は主に堆積地です。開発地の多くは開発時に地盤改良を行って地耐力を確保してから販売してますので、わりと問題ないのですが、元田んぼ、傾斜地などは、地耐力が出にくいです。地盤・基礎は建物の全ての礎ですから、より確実に慎重にしていきます。