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2009/10/20 [設計のポイント]

近江八幡モデル

今更ですが、近江八幡モデルのプランをご紹介します。これは一番最初に作ったプランなので、若干今と違いますが、コンセプトは同じです。

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キッチンの前が大きなテラスになっていて、そこに大きなカフェサッシが。最終的にはこのテラスの上は、パーゴラに成ってます。日当たりも良くて快適です!奥様は庭で育てたハーブなどを見ながら、水仕事。また、積んだハーブをそのままお茶の席へ。みたいな、キッチンがいわば主役級の扱いなんです。

と言った訳で、このモデルハウスの仮想奥様はきっと、お料理が得意だろうから、ご近所の奥様も集めて、お料理やお菓子の会をやったりするだろうな。そうなると、キッチンとテラスの間に少し簡単なテーブルをおいたり、人が集まるスペースをとって。とまあ、自分がダメ主婦なために、栗原はるみさんばりの主婦をイメージしております。

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お子さんの導線にも着目してます。外から泥んこで帰ってきたら、玄関から上がらないで!シューズクロークから入って、虫かごやら、サッカーボールやらそこに置いていきなさ~い。そこから洗面所に直行して、服は洗濯籠に入れて、お風呂入ってからリビングに来なさいよ~。と言ったストーリーなのです。

小さなパントリーには、小さな土間もあって、お掃除シンクが付いてるんです。

あ~あ~と言いながらも、子供の靴を洗うお母さん。そんな感じです。

パントリーと、家事デスク。これはお母さんのエリアの中に使いやすく君臨させたかった。という、かなり自分の希望でも有りますが。

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リビングは、大きな吹き抜けが有って、2階の子供達のオープンスペースから見下ろせます。「お父さん、おーい」みたいな。

私の好きな設計を挙げますと。

平面的には、リビングとダイニングは、空間的に繋がってるけど、少しクランクして、エリアがずれている。また、断面的には低く招き入れて、奥に入ると高く抜けていると言うやりかた。これはホテルの手法です。エントランスでは低いがクロークを抜けて、ロビーはどーんと抜けるみたいな事です。あとは、テラスを囲むのが好き。リビングとダイニングで、もしくは和室や浴室で囲い込んでやると、もう一つの、家に包まれた家族の外部リビングが出来るんです。

また、設計について機会があればご紹介しますね。引渡し後のお宅のプランは無理かもですが、ボツ案などを~。

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