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2011/03/05 [設計のポイント]
木製サッシ
事務所に見本品のドレーキップが来てるので、ご紹介します!
左側が、米松の木製サッシ、右が唐松です。1建物あたりだいたい100万ぐらの値段の差が出てしまうんですが、実物見ると断然唐松が良い感じです。ドレーキップとは、内側に開く窓で、かつ換気ができるように上側も開く代物です。
↑こんな感じ。実際高価なので家一軒となると木製サッシも大変ですが、メインのリビングのサッシをヘーベーシーベにして、どーんと引き込みにしてデッキと一体化させるとか、そういう場合の魅力は有ります。金物関係もドイツ製で信頼できそう。水周りの処理もダブルパッキンになってて水をジャンジャンかけても漏れません。唐松は全部柾部を使っててフィンガージョイントも外部には無いので、そのあたりも劣化の危険に考慮されてるんだともいます。
木の建具屋さんも、昔ながらの木製サッシを作ってます。庇を深く掛けることと、足元のレールは、堅木現わしにして、勾配で水を逃げる事。クレセント周りのしめあげを上下に取る事。など色んな知恵が有るようです。