キッチンのパターン色々あるんですが、

ご要望でいただく一番多いのが、対面。

こんな感じになる訳です。（↑こちらは、某モデルハウスの写真）

このキッチンのコンロ前の壁がかっこ悪いのでうまく処理したいですよね。

要らないといっても汚れますから、やっぱり壁付けようとなるわけですが。

このL型みたいに見える部分をどう処理するかという。

あの手この手です。カウンターをつけてみたりとか。

（↑これは山科のモデル）

サイドフードで行ってしまうとか。

これもフードのお値段が高です。

ペニンシュラもあり得ます。

ただ、バックカウンターもよいものにしないと、がっつり見えてしまう。

キッチンもお値段高い上にサイドフード・キッチンバック。

色々コスト高になってしまいますね。

ダイニング横に並べましょうっていうのもあります。

その場合、長い壁が出来るので、収納とかデスクとか奥に一杯取れます。

（これは超古い写真↑建売モデル）

ただこの場合、意外と面積をとってしまいまして、

18帖から出来れば20帖ほしい所です。床面積がかさむ点が難ありですが。

ダイニングとリビングのエリアわけが出来るのと、収納力が魅力です。

と言う訳で、圧倒的人気の対面キッチンを壁付けにしてみました。

壁向いての作業が嫌だなどのご意見もある訳ですが、

最近は、電子レンジ調理なども増えてきましたし、

そうとも言い切れなくなってまいりました。

コンパクトな縦長のLDKの場合。

キッチン壁付けにすると実は、きれいに収まります。

冷蔵庫が大体700ぐらい奥行きありますから、

そこに奥行き450程度のキッチンバック入れると壁面凸凹しますが、

キッチンは、650なので、冷蔵庫と並べる方がよさそうです。

コンロ前の壁問題もなくなって広々。

出っ張ったカウンターが、ダイニングテーブルに座った時邪魔だったんですが、

それも要らないし。LDからは全然見えないので、

簡単な棚だけ3～4段ついてたら十分ではないかと。

2600×D450で、家電と食器とゴミ箱とストック。

納まりそうです。これでLDが15㎝広くなります。

つまり、キッチン側からこういう風景が見えてなくても、

作業カウンターからこう見えてたら良いのではないかと。

家電類（オーブン、トースター、炊飯器、ポットなど）は、腰壁に隠します。

何かと隠すので、コストダウン効果あるとおもいますよ。

ダイニングからは、腰壁越しに、キッチンの壁が見えますね。

その壁は、好きなタイルはって、吊り戸じゃなくても棚を付けとけば、お気に入りの鍋など飾れます。

キッチンは、絶対対面か。と言うと。じっくり考えると別にどっちでも良いのかなと思います。

どっちにしてもいいならコスト安い方もありと思うのでございますー。

作業台をダイニングにたっぷり設けて、楽に盛り付けしたり、お茶とおやつの準備したりしてみるという感じですね。

出来るだけコンパクトで、設備にお金かけない設計を考えていきたいと思ってますので、

工夫できるところは取り入れてみましょう～。