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2023/07/24 [坂本のおうち在来木造全面改修工事]

築77年?在来木造住宅。全面改修工事 終わりました。


お施主様、施工工務店様、ご協力ありがとうございました。

また見学会にご参加いただきました皆様。

お時間短めだったために沢山お話しできずすみませんでした。

是非、事務所の方にお気軽に遊びにに来てください。


さてさて、今回のリフォームの方お写真でご紹介していきます。




玄関です。こちら元々はアルミの大きめの片引き戸が付いてたのですが、

今回断熱の引違建具に変更しました。それにあたって、転換両側の既存の柱をずらしまして、

元からあった柱のように違和感なく設置しました。



良い感じに写真が撮れていないのですが、元の玄関です。

引戸のアルミアンバー色が、おうちのイメージから少しずれていました。

ここを新たにやり替えることで、落ち着きが出ますよね。



照明がレトロ感あるデザインでかわいいです。



玄関です。玄関に入ったところから、御影石風の600角タイルを使用してます。

大判なので広々見えますね。桧や松と言った明るめの木には、濃いめのグレーは締まります。

カウンター天板は桧の耳付で、よしだが石部で買い付けしてまいりました。

敷台の部分も、桧の一枚板でだんだんいい色になっていくと思います。

iPhoneの魚眼で撮ったために、ちょっとパースが付きすぎてますね。スミマセン。



間接照明を入れてます。間接照明は意外と明るいので、

その他は、裸電球風のブラケット2灯のみです。

巾木部分は、墨入りのモルタルを塗っています。

奥に梁が見えてると思うのですが、ここから奥がシューズクロークになってます。



玄関の裏手にあるシューズクロークです。広めにとってます。

以前は玄関だけのエリアだったのですが、かなり広かったので、

思い切って玄関を減らし、その分通り抜けるシューズクロークと、

リビング収納を新たに設置しました。



以前の玄関です。

今回、右手の弁柄入りの戸襖は中々雰囲気があるので残そうという事になり、

それ以外は全て変えてしまいました。

白めの100角タイルを、逆に大判の濃いグレー色。

パーケット風のダーク色のフローリングを、明るい信州松材に変えました。



こんな感じで昔の建具が残ってます。

これも取り替えたいなというお話も合ったのですが、

玄関に家の歴史を残す意匠性のある建具があるのも、

素敵ですし、外部の重厚な感じから続く家の格にふさわしいかも。

と言う事で、残留が決定しました。



右と左で新旧の対比が面白いエリアです。

この正面に、タペストリーを掛ける予定とのことで、

照明も奥のアイストップになる壁面を照らしています。



以前の廊下の様子です。

右側の和室エリアはすべて残しております。



リビングに入ったところです。

この大黒柱が家のちょうど真ん中にあり、家を支える大きな役目を果たしています。

今までは壁の中に隠れていましたが、ドーンとだしてやり、

家の構造そのものを感じていただけるリビングになっています。




振り返ったところです。

左手にリビング引き戸があるのですが、開いちゃってますね

引戸を天井と同じ高さにして、金物を天井に埋め込んでいますので、

開けっ放しにすると、通路のように見えますね。


(続く)