BLOG

2012/07/25 [設計のポイント]

年配のご夫婦のための住宅

現在設計中です。いい感じになるとお思います。(図面等々は出せないんですが)

1階のみでほぼ生活する場合に大事なのは、導線です。

寝室と水回りの連携。つまり、夜間のトイレへの出入り、洗面・お風呂への出入りです。

キッチンと寝室の連携。食事を寝室でとる場合、冷蔵庫とのつながりも重要。

玄関収納がある場合、車いすの置き場所も入ってダイレクトにキッチンへ荷物を入れられると便利。

玄関までのスロープも長くなりますが、その間を緑や路地風に彩ったり。

それから良くバリアフリーなどと申しますが、温度のバリアフリーも大事です。温度の差が起こって体に負担がかからないように。プランでも組み立てる事が出来ますし、断熱環境のつくり方でもかなり違ってきますね。暑くて雨降りでも窓を開放で来て、風が流れる道をいろんな方向からとり、寒い日も日差しの暖かさを室内に溜め込める、居室の配置です。

そんなこんなで、ご年配の方に優しい家は、みんなに優しい落ち着ける家になるのです。

人気ブログランキングへにほんブログ村 住まいブログ 一級建築士へにほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 大津情報へ

→よしだみわこ建築設計事務所HP