工事中の桂のリノベーション現場の様子をレポートいたします。

夏から始まりました桂の断熱改修工事も、いよいよ大詰めに入ってきてます。

解体してすぐの状況です。築３７年のおうちの悩みは、冬の寒さです。

前回のレポートでも書いた通り断熱材の劣化がかなり見られました。

床が出来上がった状況です。床下には、ちょっと見えてると思うんですが、

ミラフォームMKSという固い保温材65㎜を貼り付け、床合板に密着させて、気密テープで止めています。

そこに壁より多めの断熱材を吹き付けます。これはアクアフォームライトというもので、現場発泡ウレタンですね。

この吹き付け断熱は、表面を柱面でカットし、平たんにして、気密防湿シートを貼っていきます。

窓のほうも、１階についてはすべて樹脂サッシ、APW430に入れ替えしました。

窓周りは、再防水処理してモルタルで壁を再作成。同色で塗っていきます。

２階はリニューアル程度なので、内窓プラマードを設置します。

そして今は、ぬりかべ前の寒冷紗処理、パテ処理を行ってます。

壁は珪藻土で仕上げます。床は信州産の栗です。

今年の夏は暑さがひどかったんですが、2階の天井裏にも断熱材を詰め込みまして、

暑さがだいぶ変わりまして、2階の熱が軽減されました。

キッチンを寝室に、和室をキッチンに変更と、以前のプランから大幅に変更いたしました！

今後は1階のみで生活が完結することになります。

2階は壁の解体、サッシ入れ替えなど行わず小幅な断熱改修なので、

一階の断熱性能を十分発揮させるために、2階からの影響を最小にする工夫や、

今まで住んでおられたおうちの気に入っている部分の再現など、

改修工事はいろいろ考えることが多くて楽しいです。

もうすぐ終了楽しみです！工事に関して、気になる方は吉田までメールください。